ダラスの暑い日

サドルフィット

2009年06月26日

今回は、馬の鞍についての講義と実習がある
馬に触れるのは、大学の実習以来。。。。
KAWASAKIの750cc、ポルシェ911ターボ、フェラーリ(車種は忘れた)
ボーイング747-300の操縦席なんかには乗ったことがあるけど、馬は。。。。
獣医師だと、動物のことは何でも知っていると誤解されるが
乗馬の出来ない獣医もいるんです

それにひきかえ、クラスメート達のほとんどが、馬を飼っている
それも、1頭じゃなく何頭も。。。。
最初の頃、よく「馬、飼ってる?」と聞かれたっけ
「ううん、犬と猫だけ」
「何で、馬飼わないの?可愛いわよ」
「東京って狭いから、馬飼えないの。。。。」
「じゃあ、近所に乗馬できる所はないの?」
「無いの。日本にいる馬のほとんどは、競走馬なの」
「ふ~ん。。。。」
彼らに、東京の土地の値段を教えたら、きっと仰天するだろうなぁ

馬の鞍には、ウエスタンとイングリッシュの2種類があるってことも、初めて知った
そしてウエスタンの鞍は、結構重い
こんな鞍とヒトの体重がかかるんだから、サドルフィットって大事なんだな
Dr.Oが、鞍が当たって背中を圧迫すると、いかに肩甲骨が動かせないか
学生の背中を圧迫して見せてくれた
そんなに強く圧迫しなくても、腕を上げることができなくなる
鞍なんて、適当に乗せてるだけだと思っていたので、認識を新たにしました

エルメスやグッチは、もともと馬具屋で、高品質の革製品を製作している
シトロエンの2CVは2馬力って意味だし、車用語でも馬にまつわるものも多い
サンフランシスコの動物愛護協会は、あの急な坂道で馬車を引いていた馬が
坂から転落して死亡したことから、設立されたと聞いている
本当に馬が身近な生活を送っているんだなぁ
大きく出遅れているので、せっせと勉強しなくちゃ。。。。    (つづく)