ダラスの暑い日

エピローグ

2009年10月12日

半年間の遠距離通学や、認定試験の挑戦などが周囲の人々に影響を与えた
「勇気をもらった。私も頑張る」「今まであきらめてたことを、勉強することにした」
「その行動力を見習います」などなど
少しでも、お役に立てたとしたら、うれしい限りだ

そして、精神的にこの半年間を支えてくれた言葉をここに記します
これを読んでくださったすべての方にも、支えになることがあれば、幸いです

―神様は、その人が乗り越えられない試練は決してお与えにならない―
キリスト教信者ではないが、創造者の存在と、このことを信じている
神様は、人が成長する過程において、その人に欠けているところを学ばせるため、
試練をお与えになります
本人は、とても乗り越えられないと感じるかもしれないけど
神様は、ちゃんとその人を見極めたオーダーメードの試練を用意されています
見栄や世間体、先入観、思い込みが邪魔をしていませんか?
試練を乗り越える決心がついたとき、自ずと道が開けてきます

―できない理由を探さない―
急死した、父の葬儀をお任せしたアーバンヒューネスの担当者の言葉
準備期間たった一日で、家族の意向に沿った心に残る式を執り行ってくださった
本当に「できない」のか、それとも「やりたくない」のか、自分ではわかっているはず
いろいろな、後付け理由を考えるのは、「やりたくない」証拠です

―道を切り開くものは、自信と勇気だ―
城田優がドラマ「ROOKIES」の中で好きな台詞と言っているもの
これは、シロタンが言ってる言葉だから。。。。
やはり、好きな俳優やアイドルの言葉って、支えになりますよね!

―アメリカの試験は、勉強した人はちゃんと受かるように出来ているから―
マードック大学インターナショナルスタディーセンタージャパン
センター長川西DCがいつも、こう言って励まして下さいました
ご自身も、アメリカでカイロプラクターの大学を卒業し、国家試験や開業試験を
受けられているので、説得力があります
先生には、精神的な面だけでなく、半年間週一回のカイロプラクティックケアを
していただき、無事遠距離通学することができました
日本ではカイロプラクティックは法制化されていないので、
「診断」、「治療」という言葉を使ってはいけないが、整形外科に行っても治らなかった
首の痛みや、ぎっくり腰を「治して」くださった

長時間のフライト、長時間の講義、試験勉強。。。。
今までだったら、これだけのことをすれば肩こり、首こり、頭痛に苦しんだはずだが
まったく、そのようなことはなかった
医学部を卒業して、国家試験に合格すれば、特別なトレーニングを受けなくても
だれでも臨床ができる今の日本の法律には、常々疑問を持っている
いい加減な医者にもずいぶん出会った!!!!
また、数日研修を受けただけで、カイロプラクティックの看板を掲げられるのも事実!
いい加減な施術で、歩けなくなった人もいるらしい

アニマルカイロプラクティックも、海外できちんとしたプログラムを修了した上で
行われるべきである
カイロプラクティックは、「治療行為」である
獣医師以外が「治療」を行うことはできないが、法律の抜け道として
「治療」ではなく、「健康維持」「癒し」とかの言葉を使って欲しくはない

アメリカでは、獣医師とカイロプラクターが協力してアニマルカイロを行っている
日本で「アニマルカイロ」の言葉が濫用されることがないように
啓蒙していくことは、とても重要なことである

医師とカイロプラクター、獣医師とアニマルカイロプラクターが協力し
一人でも多くの人、一頭でも多くの動物たちが、カイロプラクティックの恩恵に
与れるよう努力していくのが、今後の務めと感じている

勉強した人と、そうでない人が同じに扱われるような現在の法律が、一日でも早く
改正されることを願ってやみません            (おわり)