ミルキーの日記

クリスマスの日に

2008年12月27日

クリスマス寒波が訪れて、モナミのある練馬では霜柱がいっぱいだよ
インフルエンザも流行し始めているけど、みんな元気?
クリスマスはどうだった?楽しく過ごせたかな?

クリスマスといえば、先生は不思議なことがあったんだって
この日、先生は前に務めていた病院に遊びに行ったんだ
そうしたら、先生がずっと診ていた18歳のポメラニアンのトム君が救急で来たんだって
トム君はメタボ体型で心臓と気管が悪かったんだ
最近、調子があまり良くなく点滴に通ってたそうなんだけど
とうとう発作を起こして心肺停止状態で運び込まれたんだ

スタッフみんなの懸命の救命処置によって、心臓は動きだしたんだけど
自発呼吸は戻らない状態が続いたんだ
脳のダメージ大きかったみたいで、回復の見込みがないことが判ると
飼い主さんは安楽死を選んだんだ

きっと飼い主さんは、これ以上トム君が回復しないのに苦しむ姿を見ていられなかったんだ
トム君は、お薬で苦しむことなく眠るように天国に行ったんだって。。。
スタッフのみんなは、
「トム君は最後に先生に会いに来たんですね」って言ったそうだよ

先生も、トム君を診ていた10年余りの出来事を思い出して、感無量だったんだって
元気だったころのトム君は、堂々としていてブルドッグとけんかしたり
飼い主さんの作る美味しいご飯で太りすぎたり
アイスクリームを食べ過ぎておなかを壊したり。。。。

獣医さんて、時々こんな不思議なことを体験するんだってさ
クリスマスの日に星になったトム君、安らかに。。。。
君のことは、みんなの心にいつまでも生きているよ