ダラスの暑い日

卒業試験

2009年08月02日

3月から始まった、このプログラムも、いよいよ8月で卒業を迎える
速かったような、長かったような。。。。
最初の頃は、15分が1時間にも2時間にも感じられた
でも、最近は1時間が15分くらいに感じられる

母を心筋梗塞で亡くしてから15年、父と2人で暮らしてきた
その父も、クモ膜下出血で突然この世を去った。。。。
両親共に突然死で亡くし、人生観が180度変わった
「たった一度の人生、何時死ぬか分かったものじゃない。突然死のDNAが100%だし
老後のために、嫌なことでも我慢して働くより、好きなことをやろう!」
と、脱サラして小さいながらも、長年夢だった動物病院を開業した

でも、突然一人ぼっちになって、どうしようもない孤独感にさいなまれる日々。。。。
もともと丈夫な性質なので、病気にこそならなかったが、今までの人生で最悪の状態!
そして、ひょんなことからカイロプラクティックに出会ったのだ

頭痛、肩凝り、首の痛みから解放され、見る見る元気になった
気持ちまで、明るくなったのだ
そして、動物にもカイロプラクティックがあることを知り、勉強することに決めた
まあ、普通は自分が元気になったら、他人も助けようと、マードック大学の学生のように
カイロプラクターを目指すことが多いみたいだが
あいにく、ヒトには興味が湧かないので、動物を救う方を選んだ

そして、たくさんの人たちに支えられ、やっとここまで来た
偶然、必然の出会いの中で、もう孤独感を感じることもない
みなさんから受けた恩を、一生忘れることはない

Dr.W(Dr.Xの名前が判明した)が、実技の試験について説明し始めた
聞き逃さないよう、一生懸命に聞いていると
「イヌと馬のステーションがあって、そこで試験官がいろいろ質問するんだ
たとえば、歳はいくつ?」
「え~!!まだ、拘ってるの???」ほんと、アメリカ人って子供っぽいところがある
馬の前足を持ち上げようと、気合いを入れて足をつかみ持ち上げた瞬間
「ヨーコはボクのおっ気に入り~!!」なんて言うから、思わず手を放してしまった
全く、怪我でもしたらどうしてくれるんだぁ!!!

Dr.Oから、ちゃんとした説明があった
卒業試験の合格発表後は、乗馬クラブでBBQパーティーだって!!!
もし落ちたら、罰ゲームで泣きながらBBQ奉行をしなければならないのかぁ
あそこから、一人で歩いて帰るわけにもいかないし。。。。
とにかく、合格あるのみ!!!                (つづく)