カイロへの道
ある土曜日
2008年10月03日
「アルバイトしない?」
と、大学時代からの友人のMちゃんが、ある土曜日の昼下がり
モナミにやってきました
「何のアルバイト?」
と、聞くとバッグから大学のパンフレットを取り出して
「カイロの大学で教えるの」
「カイロの大学???」(まさか、エジプトのカイロじゃないよね~)
Mちゃんのお兄さんは、以前お仕事でカイロに駐在していて
写真をいっぱい見せてもらったことがあります
なので、カイロに行けるのかなあ、なんてちょっと期待。。。。
「オーストラリアの大学!そこのカイロプラクティック学科が葛西にあるの」
「ああ、外国の大学の日本校か~ でもそこで、何を教えるの?」
「解剖だけど、動物と人間の比較解剖学を教えてくれる人を探してるんだって」
教える仕事かあ~
授業中に化粧をしたり、携帯メールをしたり
それを注意しようものなら、授業が面白くないからと教師のせいにする
勉強よりバイト、合コン。。。。
学生の本分は勉強する事じゃないのかあ。。。。
退学されたら困るので、とにかく学生の言いなり!
こんな教・育・産・業という魔物に毒された専門学校の教育内容に嫌気がさし
「もう二度と教える仕事はしません!」
と、啖呵を切って前職を辞した手前、ちょっと躊躇。。。。
「とりあえず12回の講義を2人でやろうよ」
という、Mちゃんの誘いを受けることにしました
でも、なぜカイロプラクティック学科なのに比較解剖学???
カイロプラクターになるのに、動物の解剖を勉強する必要があるの???
この疑問は、その翌日に解消されるのでした (つづく)